無垢材
無垢材は、使用する形状で丸太から切り出した天然の木材のこと。長い年月、厳しい自然条件の中で生き抜いてきた木材。そんな自然のままの美しさを生かした無垢材は人気の高い素材です。
木はたとえ同じ種類であっても、1本ずつに違いがあり、それぞれ個性的で豊かな表情をしています。木目から色合いまで個々に異なるので、組み合わせた時にも色の違いが出たり、濃淡の差がついたり、自然だからこそ醸し出すデザインを楽しめます。また日光などの光によって表面の色合いが変化し、長い年月とともに味わい深い趣きになっていきます。
また、木が成長する過程でできた節やすじやあてなど、さまざまな特色があり、1つとして同じもののないオリジナリティー豊かな木の魅力。耐久性に優れ、断熱効果、室内の湿度を調整する働きもあり、健康的なライフスタイルを送ることができます。
無垢フローリング
樹種によって多くの種類があり、針葉樹系(杉、松、檜など)と広葉樹系(チーク、カリン、ナラ、ブナ、タモ、メープル、オーク、サクラ、ウォルナットなど)に大別されます。
針葉樹系は一般的に軟らかいものが多く、足触りがよく温かみがありますが、表面強度が低めで傷が付きやすく、年数が経つと赤く焼けてきます。その経年変化を楽しむのも無垢フローリングの醍醐味とも言えます。柾目、板目、杢目といった木目や節の状態により見た目が異なり、価格もかなり差があります。
一方、広葉樹系は一般に堅いものが多く、強度があり、足触りも硬めです。海外からの製品も豊富で、ラワンのような一般的な材からチークやウォルナットのような高級材までさまざまです。