インテリアスタイル ≪和風≫
日本特有の侘び寂びの美学
和風は、日本古来の自然と共存する文化・住宅のスタイルから草や木に見られるようなアースカラーを基調に、大きく分けて和風モダンと民芸があります。
色使いやデザインは、全て異なりますが、共通しているのは、日本の生活様式である床に座る『座スタイル』やロータイプのソファなどで視線を低めに集めたインテリアです。
和風モダンは、数寄屋造りに代表される簡潔な空間構成と、洋風の暮らし方を融合させたスタイル。家具のラインは直線的でシンプル、白木仕上げのものが中心。カーテン地は、無地調、すすきや波などの和風柄を抽象化したもの、和紙のスクリーン、障子などが使われます。
民芸は、日本の伝統的な民芸家具を抽象的に取り入れた古民家風のインテリア。家具の色や床、柱などは、どっしりとした重厚感があり、こげ茶に仕上げたものが多く見られます。布製品では、かすり柄や藍染めなど素朴なものがしっくりなじみ、味わい深い雰囲気を醸し出します。
特徴
- 侘び、寂びの考え方
- 侘び=質素、簡素な中に美を見いだす
- 寂び=時間の経過や風合いに美を感じる
- 余白が大事、何もない空間そのものを美しく見せる
- 自然との調和、光、風、庭、木や石など自然を取り込む
カラー
- 茶
- 生成り
- 白
- 灰
- 墨色
- 深緑など
素材
- 木
- 竹
- 畳
- 和紙
- 石
- 土など
家具の特徴
- 低めの家具
- 座卓
- 木製家具
建具
- 障子
- 襖
- 格子
- 引き戸
装飾
- 掛け軸
- 陶器
- 花器
- 盆栽
- 工芸品
照明
- 和紙照明
- 間接照明
- 柔らかな光
和風は日本の侘び、寂びの文化を大切に、質素で経年変化の美しさを見いだすことが大切です。
インテリアは永く使える質の良い材質のものを選び、配置も空間を広くとることが大事です。
洋風建築が増えた日本ですが、室内の一室を和風の部屋でしつらえただけで、また違ったインテリア空間を愉しめます。
暮らしに取り入れて、ぜひお愉しみください。
