インテリアスタイル《カントリー》
カントリーには、貴族の館カントリーハウスの流れを継ぐイングリッシュカントリーや、フランス・プロヴァンス地方のフレンチカントリー他、アメリカの英国植民地時代や西部開拓時代の流行をもとにしたアーリーアメリカン、キリスト・シェーカー教徒によって作られた木製家具から確立されたシェーカーやサンタフェなどの幅広いスタイルがあるアメリカンカントリーなどがあります。
それぞれの特徴や違いはありますが、共通しているのは、のどかな自然に囲まれた素朴な田舎家のようなインテリア。
家具は、欧米の伝統的なスタイルをベースに、手づくり風の温かさがプラスされた素朴なもの。素材には無垢のパイン材やオーク材などが使われ、木の質感を生かした自然塗料のほか、使い古したように仕上げた塗装などもあります。
ファブリックは、コットンや麻、ウールなどが多く、植物画風のやさしい花柄や格子柄などが中心。ドアノブなどの金属部分は、ロートアイアンやアンティーク仕上げの真鍮が多く使われます。
特徴
自然素材を多用
- 無垢材
- 石材
- コットン・リネン
- ラタン・籐
温かみのある色使い
- アイボリー
- ベージュ
- ブラウン
- セージグリーン
- 淡いブルーやイエロー
木の風合いを生かした家具
- オークやパイン材
- アンティーク調・ヴィンテージ調
- 手作り感のあるデザイン
ファブリックを豊富に使用
- 花柄
- チェック柄
- ストライプ
- レースやキルト
装飾性
- 陶器
- バスケット
- ドライフラワー
- 観葉植物
- アイアン小物
代表的なカントリースタイル
1. フレンチカントリー
- 白を基調にした明るい空間
- シャビーシックな家具
- 曲線的で上品なデザイン
- ラベンダーやリネンを取り入れる
2. アメリカンカントリー
- パイン材を多用
- 赤・ネイビー・ベージュなどの配色
- 素朴で実用的な家具
- チェック柄や星柄などをアクセントに
3. イングリッシュカントリー
- 深みのある木材
- 花柄のファブリック
- クラシカルな家具
- 暖炉を中心とした落ち着いた雰囲気
コーディネートのポイント
- 木の素材感を主役にする
- 白やベージュをベースカラーにする
- 自然素材のファブリックを取り入れる
- アンティーク調の家具や雑貨を組み合わせる
- 観葉植物やドライフラワーで自然を感じる空間をつくる
カントリースタイルは、地域ごとに雰囲気が大きく異なります。フレンチカントリーは明るく上品、アメリカンカントリーは素朴で力強く、イングリッシュカントリーは伝統的で落ち着いた印象が特徴です。
好みや住まいの雰囲気に合わせて選ぶことで、温かみのある心地よい空間を演出できます。
